節税① 超カンタン!源泉徴収票の見方!税金いくら払ってる?
所得税と住民税はいくらか?
シンプルに考えましょう!大事なのは課税所得です!
源泉徴収票から、課税所得を計算し、その数字を所得税と住民税換算表にあてはめよう!
課税所得は、
給与所得控除後の金額ー所得控除の合計額
だいたい、課税所得の約10%が所得税に、10%が住民税になります!
- 支払金額
1月〜12月に貰った給与と賞与の金額の合計!
- 給与所得控除後の金額
支払金額に応じて、給与所得控除額が決まっています。
支払金額から給与所得控除額を引いた金額です。
平成29年分
給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額1,800,000円以下
収入金額×40%
650,000円に満たない場合には650,000円1,800,000円超 3,600,000円以下
収入金額×30%+180,000円3,600,000円超 6,600,000円以下
収入金額×20%+540,000円6,600,000円超 10,000,000円以下
収入金額×10%+1,200,000円10,000,000円超
2,200,000円(上限)(注) 同一年分の給与所得の源泉徴収票が2枚以上ある場合には、それらの支払金額の合計額により上記の表を適用してください。
- 所得控除の額の合計額
の合計額です!
- 源泉徴収税額
1年間で徴収した所得税の合計額です。
まず、給与所得控除後の金額から所得控除の合計額を引いた金額を出します。
この金額が課税所得です!
その金額を次の表に当てはめた金額が所得税額になります!
住民税も出したい場合はこの課税所得がわかっていれば計算できます!
所得税計算式=【A】×【B】−【C】
【A】課税所得
【B】税率
【C】控除額195万円以下
5% 0円
195万円超 330万円以下
10% 97,500円
330万円超 695万円以下
20% 427,500円
695万円超 900万円以下
23% 636,000円
900万円超1,800万円以下
33% 1,536,000円
1,800万円超 4,000万円以下
40% 2,796,000円
4,000万円超
45% 4,796,000円
というわけで、課税所得の約10%ぐらい?ですかね!
ちなみに、枠組みによってどれぐらい差が出る?
- 課税所得 190万円の場合
所得税 190万円×5%=約9万円
住民税 約19万円
- 課税所得 200万円の場合
所得税 200万円×10%-97,500=約10万円
住民税 約20万円
- 課税所得 320万円の場合
所得税 320万円×10%-97,500=約22万円
住民税 約32万円
- 課税所得 331万円の場合
331万円×20%-427,500=約23万円
- 課税所得 350万円の場合
所得税 350万円×20%-427,500=約27万円
住民税 約35万円
- 課税所得 400万円の場合
所得税 400万円×20%-427,500=約37万円
住民税 約40万円
- 課税所得 500万円の場合
500万円×20%-427,500=約57万円
- 課税所得 650万円の場合
650万円×20%-427,500=約88万円
- 課税所得 700万円の場合
700万円×23%-636,000=約100万円